立派な果樹園から、こっそり2、3個、りんごをくすねとっても、気づかれません。
上澄みをいただく。かすめとる。くすねる。出し抜く。
くすねとった彼はすごいのではなく、果樹園の領主がすごいんです。彼が立派な果樹園を作ることができたから、くすねとった彼は、そのおこぼれをもらっているのです。果樹園の領主が立派な果樹園を作らなかったら、彼は、ろくにたべてもいけません。
領主はいないな…今のうちに。
いかがですか僕のすご腕。こっそり3個も手に入れましたよ。うまいもんです。ぼくは、賢いでしょう?要はここです、頭の良さ。そーですよね?そうだ、みなさんに自慢してきましょう。
追記。
なんのことがわかりますか?
…こっそりね。汚職です。彼はなーんにもすごくない。果樹園の領主がすごいんです。
ここまでの果樹園を育て、システムを構築し、売って、皆に認められるから、社会で存続できたのです。システムも多岐にわたり、こんなに多くの人を、動かし、動かすためのルールを策定し、しかし社会で必要であると認められなければ、長期にわたり存続することはできません。それを作った、果樹園の領主がすごいんです。
くすねとった彼は、果樹園の領主が居なければ、自分が誇る力を、発揮できません。
果樹園が無いからです。
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